【薬剤師国家試験】内因系凝固因子と胃粘膜防御因子(プロスタグランジン)の覚え方!(ゴロで覚える薬学)

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あおい

内因系の凝固因子(12、11、9、8)の数字が覚えられない…
胃を守るプロスタグランジンって、Eだっけ?Iだっけ?

この記事は、そんな悩みを持つ薬学生や新人薬剤師さん向けです。

あおい

こんにちは!薬剤師のあおい(@yaku_medical)です。

薬剤師国家試験の勉強をしていると、こうしたただの「数字の羅列」や「アルファベット」の暗記に苦しめられますよね。

無理やり詰め込もうとしても、試験本番ではド忘れしがちです。

でも大丈夫です!

この「血液」と「消化器」の必須知識、まったく違う分野なのに、なんとどちらも覚えやすいゴロがあるので紹介します。

この記事でわかること
  • 内因系凝固因子の覚え方と血友病の基礎
  • 胃粘膜防御因子(PG)の覚え方
目次

内因系凝固因子と胃粘膜防御因子(プロスタグランジン)の覚え方!(ゴロで覚える薬学)

内因系凝固因子のゴロ

内因系凝固因子と血友病

血管内の異常でスタートする「内因系凝固因子」。第12因子、第11因子、第9因子、第8因子…と進むこの数字の並びは、試験本番で「外因系とどっちだっけ?」とパニックになりがちです。
そんな時は、この「胃にいいクッパ」で数字を固定してしまいましょう!

いいクッ
胃(1)・に(2)
12因子
いい(11)
11因子
クッ(9)
9因子
パ(8)
8因子

(※12 → 11 → 9 → 8 の順に反応が進みます!)

⚠️ 国試で狙われる!「クッパ」と血友病

ゴロ後半の「クッパ(9、8)」が欠乏して起こるのが「血友病」。欠乏する因子と病型の組み合わせは、以下の略称で秒殺しましょう!

  • 血友病A:第8(パ)因子の欠損 ➡ 8A(ハエ)で覚える!
  • 血友病B:第9(クッ)因子の欠損 ➡ 9B(クビ)で覚える!
  • 異常となる検査値:内因系が欠乏するため、APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間)のみが延長。(PTは正常!)

胃粘膜防御因子(プロスタグランジン)のゴロ

胃粘膜防御因子(PG)の覚え方

消化性潰瘍は、胃酸などの「攻撃因子」と、胃を守る「防御因子」のバランスが崩れることで発生します。
この「防御因子」の代表格がプロスタグランジン(PG)ですが、「PGE1だっけ?PGI2だっけ?」とアルファベットと数字の組み合わせで迷ってしまいますよね。
そんな時は、文字通り胃を守ってくれる「胃にいいあいつはプロ」のゴロで一発解決です!

いいあいつプロ
胃(E)・に(2)
PGE2
いい(E1)
PGE1
あいつ(I2)
PGI2
プロ
プロスタグランジン

(※E2、E1、I2 が胃粘膜を保護するPGの代表です!)

⚠️ 国試で狙われる!防御因子とNSAIDsの関係

このゴロで覚えたプロスタグランジン(PGE2、PGI2など)は、胃粘液の分泌を促し、胃粘膜の血流を増加させる最強の「防御因子」です。

  • NSAIDsの副作用:NSAIDsは、この「胃にいいPG」の合成を阻害してしまいます。防御が弱まるため、消化性潰瘍(NSAIDs潰瘍)を引き起こす原因(攻撃因子)となります。
  • その他の攻撃因子:胃酸(塩酸)、ペプシン、ストレス、ピロリ菌(Helicobacter pylori)感染などが代表的です。
  • 🛡️ 予防薬:レバミピド(ムコスタ)
    NSAIDsによる胃荒れを防ぐために、レバミピドが併用されることがあります。レバミピドは胃粘膜のPG合成を促進して防御因子を強化するため、理にかなった組み合わせなんです!

まとめ

まとめ:2つの「胃にいい」を使い分けよう!

試験中に「あれ、どっちだっけ?」とパニックにならないために。
「血液のクッパ」「胃薬のプロ」でイメージを固定しましょう!

血液(内因系)
胃にいい クッパ
💉 対象:内因系凝固因子
🔢 数字:12、11、9、8
⚠️ 関連:血友病A(8)・B(9)
消化器(PG)
胃にいい あいつはプロ
💊 対象:防御因子(PG)
🔤 記号:E2、E1、I2
🛡️ 関連:NSAIDs副作用・レバミピド

💡 区別のポイント:
「数字がズラッと並ぶのがクッパ」「アルファベットのPGが出てくるのがプロ」!
まずはこのイメージを持って、それぞれの詳細ポイントへ繋げてみてください。

関連問題

📝 実戦問題

内因系凝固因子および胃粘膜防御因子に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 血友病Bは、内因系凝固因子である第8因子の欠損によって生じる。
  2. 内因系凝固因子の活性化を評価する指標として、プロトロンビン時間(PT)の延長が用いられる。
  3. 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、胃粘膜におけるプロスタグランジンE₂(PGE₂)の合成を促進することで、潰瘍を予防する。
  4. レバミピドは、胃粘膜におけるプロスタグランジン合成を促進し、防御因子を強化することで消化性潰瘍を改善する。
▼ タップして解答・解説を見る
正解: 4
1. 誤り ❌

血友病Bで欠損するのは、第9因子です。
【ゴロ復習】9B(クビ)! 第8因子の欠損は血友病A(ハエ)です。
(第101回 問163改変)

2. 誤り ❌

内因系凝固因子の指標は、APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間)です。
プロトロンビン時間(PT)は主に「外因系」を評価する指標であり、内因系凝固因子の異常(血友病など)ではPTは延長しません。
(第105回 問198改変)

3. 誤り ❌

NSAIDsは、プロスタグランジン合成を阻害します。その結果、防御因子が弱まり、むしろ消化性潰瘍の原因(攻撃因子)となります。
【ゴロ復習】胃にいい(E2・E1)プロスタグランジンを止めてしまうのが副作用!

4. 正しい ⭕

レバミピド(ムコスタ)は胃粘膜保護薬であり、胃粘膜におけるプロスタグランジンの合成を促進し、防御因子を強化する作用を持ちます。
(実務実習・国試頻出ポイント)

最後に

今回は、薬剤師国家試験対策として「病態・薬物治療」や「薬理」の範囲で使える内因系凝固因子胃粘膜防御因子覚えやすいゴロご紹介しました。

ゴロで覚える薬学シリーズでは、使いやすいゴロ覚え方をご紹介しています。

あおい

薬剤師国家試験に向けて他のゴロが知りたい方はこちらで紹介しています♪

»ゴロで覚える薬学

【薬剤師国家試験】内因系凝固因子と胃粘膜防御因子(プロスタグランジン)の覚え方!(ゴロで覚える薬学)

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