


インターフェロン(IFN)との併用が不要な抗肝炎ウイルス薬が覚えられない…
・暗記が苦手で中々覚えられない
・薬理で使えるゴロを知りたい
・IFNとの併用が不要な抗肝炎ウイルス薬の覚え方が知りたい
この記事はこういった悩みをもった薬学生向けです。



こんにちは。薬剤師のあおい(@yaku_medical)です!
この記事では、薬理の範囲で使えるインターフェロンとの併用が不要な抗肝炎ウイルス薬のゴロを紹介します!
私が当時実際に使っていたものを厳選してご紹介していきます!
私がおすすめする勉強方法はこちらでご紹介していますので、参考にしてみてください♪


【薬剤師国家試験】インターフェロンフリー(IFNフリー)薬のゴロと覚え方!(ゴロで覚える薬学)
肝臓疾患について
代表的な肝臓疾患
治療に用いられる主な薬剤
肝炎ウイルスの分類
- 核酸型:RNAウイルス
- 感染経路:経口
- 慢性化:少ない
- 予防法:HAワクチン
- 💡 ポイント:2〜3ヶ月で自然治癒。一度かかれば「終生免疫」を獲得!
- 核酸型:DNAウイルス(ここが唯一!)
- 感染経路:血液、体液
- 慢性化:中位(約10%)
- 予防法:HBワクチン、HBs免疫グロブリン
- 💡 ポイント:劇症化が他に比べて多い(約2%)。
- 核酸型:RNAウイルス
- 感染経路:血液
- 慢性化:多い(約70%)
- 予防法:なし(重要!)
- 💡 ポイント:自然治癒は稀。肝がんの原因になりやすい。
B型肝炎の日本人に多いジェノタイプ
HBVにはA~Hの8つの遺伝子型がありますが、日本でみられるのは主にA・B・C・Dの4種類です。


※日本で最も多いのはジェノタイプC、次いでBとなっています。
C型肝炎の日本人に多いジェノタイプ



ジェノタイプ8型は、最近になって発見されました。
C型肝炎ウイルス(HCV)は主に1型〜8型に分けられます。日本ではジェノタイプ1型が約70%と圧倒的に多く、次いで2型となっています。


※3型〜7型はわずかですが、最近では8型も発見されています。
かつてのインターフェロン(IFN)療法は、日本人に最も多いジェノタイプ1型に対して治療効果が低いという大きな弱点がありました。
この弱点を克服し、どの型にも高い効果を発揮するのが、次から紹介する「IFNフリー療法」です!
インターフェロン(IFN)と抗肝炎ウイルス薬の関係
合成酵素を誘導
+タンパク質合成阻害
天然型(α, β)や遺伝子組換え品(α-2a, α-2b)が
慢性肝炎の治療に用いられます。
C型肝炎の治療について
- 自覚症状がほとんどなく、血液感染が主な原因
- 感染者の約70%が慢性肝炎へ移行
- 肝臓癌の約80%がC型肝炎によるもの
- 自然治癒はほとんど期待できない
従来のIFN併用療法が抱えていた3つの欠点
週1回の皮下注を長期間続ける必要があり、患者さんの負担が大きい。
重篤なうつ病、自殺企図、間質性肺炎など、治療断念に繋がる副作用がある。
日本人に最も多いジェノタイプ1に対し、十分な治療効果が得られにくかった。
これらの課題を解決し、現在は
「IFNフリー治療」が第一選択となっています!



次に、インターフェロンとの併用が不要な薬剤の覚え方を紹介します!
抗肝炎ウイルス薬(IFNとの併用不要な薬剤)のゴロ



アイスとソーダをIN♪
| 〜プレビル | NS3/4A プロテアーゼ阻害 |
| 〜アスビル | NS5A 複製複合体阻害 |
| 〜ブビル | NS5B ポリメラーゼ阻害 |
関連問題
C型慢性肝炎の治療に用いられる「NS5A複製複合体」を選択的に阻害する薬剤はどれか。1つ選べ。
- アスナプレビル
- ダクラタスビル
- ソホスブビル
- テラプレビル
▼ タップして解答・解説を見る
- 〜プレビル:NS3/4A阻害(プレ = Protease)
- 〜アスビル:NS5A阻害(アス = 5A)
- 〜ブビル:NS5B阻害(ブ = B)
問題は「NS5A」なので、語尾が「〜アスビル」である2.ダクラタスビルが正解です。
C型慢性肝炎治療薬ソホスブビル・レジパスビル配合錠(ハーボニー配合錠)に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ソホスブビルは、NS5Bポリメラーゼを阻害する。
- レジパスビルは、NS3/4Aプロテアーゼを阻害する。
- 本剤はインターフェロンと併用して用いる。
- 日本人に多いジェノタイプ1型に対しても高い治療効果を示す。
▼ タップして解答・解説を見る
1. 正しい: ソホスブビルは、語尾が「〜ブビル」なのでNS5B阻害です。
2. 誤り: レジパスビルは、語尾が「〜アスビル」なのでNS5A阻害です。
3. 誤り: 本剤はインターフェロンフリー(不要)の薬剤です。
4. 正しい: IFNフリー薬は、従来の治療で効きにくかったジェノタイプ1型に対しても極めて高い効果を示します。
まとめ
今回は、薬剤師国家試験対策として薬理で使えるインターフェロンとの併用が不要な抗肝炎ウイルス薬のゴロをご紹介しました。
ゴロで覚える薬学シリーズでは、使いやすいゴロや覚え方をご紹介しています。
暗記の手助けとなれば幸いです!



薬剤師国家試験に向けて他のゴロが知りたい方はこちらで紹介しています♪











