


感度とか特異度の違いがよくわからない。。。
この記事はこういった悩みを持った薬学生向けです。



こんにちは。薬剤師のあおい(@yaku_medical)といいます!
今回は、感度・特異度・罹患率・予測率の違いについて解説していきます。
感度・特異度・罹患率・予測率の違いは?
なぜこの計算が必要なの?
健康診断やPCR検査などの「スクリーニング検査(ふるい分け)」において、その検査がどれくらい信頼できるかを判断するために、感度や特異度といった指標が使われます。
「本当は病気なのに、見逃してしまった(偽陰性)」というリスクを最小限に抑える力を評価します。
「健康なのに、間違えて陽性と出た(偽陽性)」という人を減らし、正しく「異常なし」と言い切る力を評価します。
感度・特異度・罹患率について
疾患がある人たちのうち、検査で正しく陽性と判定される割合のこと。
疾患がない人たちのうち、検査で正しく陰性と判定される割合のこと。
観察対象の集団において、ある期間内にどれだけの人がその病気を発症したかという割合のこと。



感度は「病気の人を陽性と判定する力」、特異度は「健康な人を陰性と判定する力」を示し、この2つはトレードオフの関係にあります。
予測率とは?
予測率には、陽性予測率と陰性予測率の2種類があります。
検査結果が陽性だった人のうち、正しく「疾患あり」と診断された人の割合のこと。
検査結果が陰性だった人のうち、正しく「疾患なし」と診断された人の割合のこと。



陽性予測率(PPV)は陽性と出た人のうち真の陽性者数、陰性予測率(NPV)は陰性と出た人のうち真の陰性者数の割合です。
偽陽性と偽陰性
疾患がないのに、検査結果が陽性になってしまう「偽りの陽性」のことです。
疾患があるのに、検査結果が陰性になってしまう「偽りの陰性」のことです。
関連問題
患者400人の肝画像検査と病理検査での肝疾患の有無の関係を以下に示す。感度、特異度、罹患率、陽性予測値、陰性予測値を求めよ。
| 疾患群 | 非疾患群 | 合計 | ||
|---|---|---|---|---|
| 肝画像 検査 |
陽性(+) | 246 | 56 | 302 |
| 陰性(-) | 32 | 66 | 98 | |
| 合計 | 278 | 122 | 400 | |
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感度とは、疾患群のうち検査が陽性を示す割合のことでした。
特異度とは、非疾患群のうち検査が陰性を示す割合のことでした。
罹患率とは、観察対象における疾病の発症割合のことでした。
陽性予測値とは検査結果が陽性である患者のうち、正しく診断された割合のことでした。
※2:総陽性者数
陰性予測値とは検査結果が陰性である患者のうち、正しく診断された割合のことでした。
※4:総陰性者数
最後に
感度・特異度・罹患率・予測率の違いについて解説させていただきました。
この分野は新傾向問題対策となります。
近年、コロナウイルスによるPCR検査などが話題となりましたので、国家試験で出題されてもおかしくない内容です。
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