第111回
問52
💊 必須問題|薬剤
固形・液状・エアゾール製剤を含む製剤分類
問題文
日本薬局方製剤総則に規定されている製剤のうち、固形製剤、液状製剤及びエアゾール製剤が含まれているのはどれか。1つ選べ。
1
経口投与する製剤
—
2
注射により投与する製剤
—
3
気管支・肺に適用する製剤
—
4
直腸に適用する製剤
—
5
鼻に適用する製剤
—
正解です!
素晴らしい!下の解説も確認してみましょう。
不正解です。正解は 3(気管支・肺に適用する製剤) です。
下の解説でしっかり確認しましょう!
解説を見る
▼
日本薬局方製剤総則では、気管支・肺に適用する製剤(吸入剤)の中に固形製剤・液状製剤・エアゾール製剤の3種類が含まれています。吸入剤には乾燥粉末吸入剤(DPI:固形)・吸入液剤(液状)・吸入エアゾール剤(エアゾール)が含まれるためです。
🔑 気管支・肺に適用する製剤(吸入剤)の種類
・吸入粉末剤(DPI):固形製剤 → タービュヘイラー・ハンディヘラーなど
・吸入液剤:液状製剤 → ネブライザーで霧化して吸入
・吸入エアゾール剤(pMDI):エアゾール製剤 → 噴射剤で薬物を噴霧
∴ 固形・液状・エアゾールの3形態すべてを含む
・吸入粉末剤(DPI):固形製剤 → タービュヘイラー・ハンディヘラーなど
・吸入液剤:液状製剤 → ネブライザーで霧化して吸入
・吸入エアゾール剤(pMDI):エアゾール製剤 → 噴射剤で薬物を噴霧
∴ 固形・液状・エアゾールの3形態すべてを含む
| 選択肢 | 製剤カテゴリ | 含まれる主な剤形 |
|---|---|---|
| 1 | 経口投与する製剤 | 錠剤・カプセル剤・散剤・顆粒剤(固形)・経口液剤・シロップ剤(液状)→ エアゾールは含まない |
| 2 | 注射により投与する製剤 | 注射液・注射用粉末・輸液(固形・液状)→ エアゾールは含まない |
| 3 ★ | 気管支・肺に適用する製剤 | 吸入粉末剤(固形)・吸入液剤(液状)・吸入エアゾール剤(エアゾール)→ 3形態すべて含む |
| 4 | 直腸に適用する製剤 | 坐剤(固形)・注腸剤(液状)→ エアゾールは含まない |
| 5 | 鼻に適用する製剤 | 点鼻剤(液状)・鼻用散剤(固形)→ エアゾールは含まない |
⚠️ 引っかけポイント:
・経口投与する製剤(選択肢1)は固形・液状を含むがエアゾールは含まない
・注射により投与する製剤(選択肢2)は固形(粉末)・液状を含むがエアゾールは含まない
・直腸に適用する製剤(選択肢4)は固形(坐剤)・液状(注腸剤)を含むがエアゾールは含まない
・鼻に適用する製剤(選択肢5)は固形・液状を含むがエアゾールは含まない
・経口投与する製剤(選択肢1)は固形・液状を含むがエアゾールは含まない
・注射により投与する製剤(選択肢2)は固形(粉末)・液状を含むがエアゾールは含まない
・直腸に適用する製剤(選択肢4)は固形(坐剤)・液状(注腸剤)を含むがエアゾールは含まない
・鼻に適用する製剤(選択肢5)は固形・液状を含むがエアゾールは含まない
臨床メモ
▼


💊 薬剤師 あおい
吸入剤の使用指導は薬剤師の重要な実務の一つです。DPI(乾燥粉末吸入剤)は患者さん自身の吸気力で薬を引き込むため、強くしっかり吸入することが必要です。一方、pMDI(定量噴霧式吸入剤)は噴霧のタイミングと吸入を合わせる必要があり、スペーサーを使うと吸入効率が上がります。
患者さんから「吸入薬なのに何種類もあって混乱する」という声をよく聞きます。デバイスの形状・吸入方法・洗い方まで含めて一つひとつ確認し、実際に吸入する練習をしてもらいましょう。吸入指導は薬剤師が差をつけられる場面です。










