


どうすれば薬剤師になれるの?



薬剤師ってどんな仕事をしているの?
というように薬剤師という仕事に興味を持っている人は多いのではないでしょうか?
中には、



薬剤師って薬を渡してるだけでしょ?
と思われている方も少なくはないのではないかと思います。
薬剤師は外からどんな仕事をしているか注意深く見ることはあまりないので、様々な疑問を抱えている人もいるはずです。



こんにちは。薬剤師のあおい(@yaku_medical)です!
そこでこの記事では、薬剤師になるための方法や仕事内容などについて詳しく解説していきます。
薬剤師になるにはどうすればいい?4年制でも薬剤師免許は取れる?
薬剤師ってそもそもどんな仕事なの?
薬剤師は、「薬剤師法」という法律に基づいて、主に以下の3つの重要な役割を担っています。
薬剤師は単に薬を扱うだけでなく、薬のプロフェッショナルとして、不安を抱える患者さんの手助けをすることができます。
「ありがとう、安心したよ」という言葉をいただけたときや、自分の知識で患者さんの健康に貢献できたときは、何物にも代えがたい喜びがあり、非常にやりがいのある仕事だと感じています。
薬剤師の仕事内容は?
薬剤師の仕事内容は、勤務する施設によって大きく異なります。代表的な5つの勤務先について、その役割を詳しく見ていきましょう。
「薬を渡しているだけ」と思われがちですが、実は裏側ではこれだけのステップを踏んでいます。
処方箋の不備チェック、医師への確認(疑義照会)、お薬手帳での副作用歴の確認、ジェネリックの希望確認などを行います。
薬のピッキングや混合(水剤・軟膏)、嚥下困難な方への粉砕など。最後に別の薬剤師による厳重なダブルチェック(監査)を行います。
正しい飲み方の説明だけでなく、前回の効果や体調の変化を聴取し、実際に患者さんへ薬をお渡しします。
指導内容や患者さんから得た情報を記録し、次回の来局に備えます。
実は、薬局の薬剤師は病院のカルテを見ることができません。そのため、会話や薬歴から「なぜこの薬が出たのか」を探る必要があります。病院と同じことを聞かれるのは、安全を守るための大切なステップなのです。
- 調剤に加え、OTC薬の販売・相談
- 品出し、レジ打ち、棚卸などの店舗管理
- セルフメディケーションの最前線
- カルテを見ながらの高度な管理
- ベッドサイドでの指導、注射薬調剤
- 多職種(医師・看護師等)とのチーム医療
■ MR(製薬企業): 医療機関へ最新の薬の情報を提供し、現場の声を収集します。
■ 行政機関: 薬物乱用の防止や、保健所、麻薬取締官など、国のルールを守る仕事です。
薬剤師になるための資格は?
薬剤師は人の健康、ときには命を左右する非常に専門性の高い仕事です。そのため、働くためには国が認めた「薬剤師国家資格」を取得しなければなりません。
チャンスは1年に1回きり。万が一落ちてしまうと、次のチャンスは1年後になります。
以前は80〜90%でしたが、近年は難化傾向にあり、合格率は年々下がりつつあります。
「7割受かるなら簡単?」と思うかもしれませんが、「6年間の厳しい勉強を乗り越えてきた学生の中での7割」なので、決して油断はできません。
最近の試験は考える力(実践力)が問われる問題が増えており、薬学部に入ってからもコツコツと努力を積み重ねることが何より重要です。


薬剤師になるための方法とは?
薬剤師になるためには、大きく分けて以下の3つのステップをクリアする必要があります。
※試験に受かるだけでなく、免許登録をして初めて「薬剤師」として働けます。
| 項目 | 6年制薬学部 | 4年制薬科学部など |
|---|---|---|
| 主な目的 | 薬剤師の育成 | 研究者・技術者の育成 |
| 国家試験資格 | 卒業と同時に得られる | 原則として得られない |
| 主な進路 | 病院・薬局・ドラッグストア | 大学院進学・製薬企業の研究職 |
以前は4年制卒業後も特定の条件で受験資格が得られましたが、現在はその制度は廃止されています。今、4年制から薬剤師を目指すには「大学内での転学科試験」を突破するしかありません。
しかし、転学科は成績上位者である必要があり、枠も毎年数人程度と非常に狭き門です。最初から薬剤師になることが目的なら、迷わず「6年制」を選ぶことをおすすめします。
薬剤師に向いている人の特徴
「自分にはハードルが高いかも…」と感じている方もいるかもしれませんが、安心してください!
これから紹介する特徴は、現時点で完璧である必要はありません。「こういう意識が大切なんだな」と気楽に読んでみてくださいね。ひとつでも当てはまれば、薬剤師に向いているかもしれません!
調剤業務では、ミリ単位の計量や数多くの種類の薬を正確に揃える作業が続きます。ぼーっとしているとミスに繋がるため、目の前の作業に集中できる力は武器になります。
※手先の器用さも大切ですが、これらは現場で経験を積むうちに自然と慣れていくので大丈夫ですよ!
一歩間違えると患者さんの命に関わることもあるため、「絶対に間違えない」という責任感は不可欠です。
※最近は調剤ミスを防ぐ「最新のマシーン」や、2人以上の薬剤師による「ダブルチェック体制」が整っている職場も多いので、一人で全てを背負い込む必要はありません。
薬剤師に必要なのは知識だけではありません。患者さんの不安に寄り添い、分かりやすく説明する「コミュニケーション能力」も非常に重要です。親身になって考えられる人は、患者さんから深く信頼される薬剤師になれます。
大切なのは「誰かの役に立ちたい」という気持ちです!✨
まとめ
今回は、薬剤師の具体的な仕事内容や、薬学部の4年制と6年制の違いについて詳しく解説しました。
- 薬剤師になるには「6年制の大学」を卒業し、国家資格が必要
- 仕事内容は勤務先(薬局・病院・企業等)によって大きく異なる
- どの職場でも「患者さんの健康と命を守る」という責任がある
記事の最後で「薬剤師に向いている人の特徴」を紹介しましたが、私が一番伝えたいのは、最終的には適性よりも「この仕事をやりたいかどうか」という気持ちが一番大切だということです。
今は自信がなくても大丈夫。実際に現場で患者さんを目の前にすれば、自然とプロとしての責任感も、ミスを防ごうという強い意識も芽生えてくるものです。



薬剤師という職業に興味を持っている方に少しでも参考になりましたら幸いです。








