【簡単に覚えられる!】臨床で使う痛みの評価スケール(VRS・VAS・NRS・FPS)

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薬学生

痛みの評価スケールが覚えられない…

この記事はこんな悩みを持った薬学生向けです。

あおい

こんにちは。薬剤師のあおい(@yaku_medical)といいます!

今回は、痛みの評価スケールについての覚え方をご紹介いたします。特にVRSとVASは真ん中の文字だけしか違わないのでややこしいですよね。

目次

臨床で使う痛みの評価スケール(VRS・VAS・NRS・FPS)の覚え方

VRS(verbal rating scale)

VRS(verbal rating scale)

VRS(verbal rating scale)とは、0:全く痛みがない、1:わずかに痛みを感じる、2:かなり痛むが耐えられる、3:耐えられない程痛む、の4段階の言葉で答えてもらう段階的スケールです。

VAS(visual analog scale)

VAS(visual analog scale)

VAS(visual analog scale)とは、左端が「痛みなし」、右端が「想像できる最大の痛み」を表す長さ10cmの黒い線を患者さんに見せて、現在の痛みがどの程度かを指し示す視覚的なスケールです。視覚的アナログスケールともいいます。

NRS(numerical rating scale)

NRS(numerical rating scale)

NRS(numerical rating scale)とは、0が「痛みなし」、10が「想像できる最大の痛み」として、0~10までの11段階でどの程度の痛みかを数値で示す方法です。数値評価スケールともいいます。

FPS(face pain scale)

FPS(face pain scale)

FPS(face pain scale)とは、患者さんの表情によって6段階で痛みの強さを評価する方法です。表情尺度スケールともいいます。主に、高齢者小児において、他の評価スケールで答えるこが困難な場合に使われます。

最後に

臨床では、患者さんの痛みがどの程度の痛みなのか、痛みの種類はどんなものなのか(キリキリ痛むのかズキズキ痛むのかなど)を的確に評価することは、有効な治療法を選択する上で重要な情報となります。

薬剤師国家試験でも出題されることもありますので覚えておきましょう♪

痛みの評価スケールの覚え方

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