【薬剤師国家試験】肝血流律速型&代謝能律速型の薬のゴロ教えます!(ゴロで覚える薬学)

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薬学生

肝血流律速型や代謝能律速型の薬が覚えられない…

・暗記が苦手で中々覚えられない
・薬剤で使えるゴロを知りたい
・well-stirredモデルによる薬物分類の覚え方が知りたい

この記事はこういった悩みをもった薬学生向けです。

あおい

こんにちは。薬剤師のあおい(@yaku_medical)です!

この記事では、薬剤の範囲で使える肝血流律速型と代謝能律速型の薬のゴロを紹介します!

私が当時実際に使っていたものを厳選してご紹介していきます!

私がおすすめする勉強方法はこちらでご紹介していますので、参考にしてみてください♪

目次

【薬剤師国家試験】肝血流律速型&代謝能律速型の薬のゴロ教えます!(ゴロで覚える薬学)

【薬剤師国家試験】肝血流律速型や代謝能律速型の薬のゴロ教えます!(ゴロで覚える薬学)

well-stirredモデルによる薬物分類

薬学生

well-stirredモデルってなに?

well-stirredモデルとは?
臓器血管中の薬物は十分に混ぜあわされており(well-stirred)、「どの場所でも均―な濃度を示す」というモデルで、肝臓におけるクリアランスを考える際に汎用されています。

well-stirredモデルによる薬物分類

well-stirredモデルでは、薬物を肝抽出率(Eh)血漿タンパク非結合率(fp)により分類します。

肝血流量律速と代謝能律速
  • Ehが大きい(Eh ≧ 0.7
    肝血流量律速型薬物(肝血流量依存性薬物)
  • Ehが小さい(Eh ≦ 0.3
    代謝能律速型薬物(代謝能依存性薬物)
    • fpが小さい(fp ≦ 0.2)→血漿タンパク結合感受性
    • fpが大きい(fp > 0.2)→血漿タンパク結合非感受性

固有クリアランス(CLint)とは?

臓器の血流量タンパク結合率などの影響によらない、臓器がもつ薬物に対する真の薬物処理能力を固有クリアランス(CLint)といい、臓器が肝臓である場合を、肝固有クリアランスという。

肝血流律速型のゴロ

ゴロ

ケツ に プリ♪

肝血流律速型のゴロ
肝血流律速型の薬(CLh=Qh ※Eh≧0.7)
  • ニトログリセリン
  • ニカルジピン
  • プロプラノール
  • リドカイン

代謝能律速(タンパク結合感受性)のゴロ

ゴロ

タンパク増えとるわ♪

代謝能律速(タンパク結合感受性)のゴロ
代謝能律速(タンパク結合感受性)(CLh=fp・CLint ※Eh≦0.3,fp≦0.2)
  • フェニトイン
  • トルバプタン
  • ワルファリン

代謝能律速(タンパク結合非感受性)

ゴロ

アンチ 黒の帝王♪

代謝能律速(タンパク結合非感受性)
代謝能律速(タンパク結合非感受性)(CLh=fp・CLint ※Eh≦0.3,fp>0.2)
  • アンチピリン
  • クロラムフェニコール
  • テオフィリン

最後に

今回は、薬剤師国家試験対策として薬剤で使える肝血流律速型と代謝能律速型の薬のゴロをご紹介しました。

ゴロで覚える薬学シリーズでは、使いやすいゴロ覚え方をご紹介しています。

暗記の手助けとなれば幸いです!

あおい

薬剤師国家試験に向けて他のゴロが知りたい方はこちらで紹介しています♪

»ゴロで覚える薬学

【薬剤師国家試験】肝血流律速型や代謝能律速型の薬のゴロ教えます!(ゴロで覚える薬学)

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