薬剤師国家試験 第111回 問5

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第111回 問5
🔬 必須問題|物理・化学・生物
真度と精度の高いヒストグラムの選択
📋 問題文
採取した1つの均質な検体から同じように調製した多数の試料を1回ずつ分析し、得られた測定値の分布を、真の値を100.0としてヒストグラムに表した。真度及び精度ともに高いのはどれか。1つ選べ。
ただし、分析した試料数は同じである。
1
選択肢1
2
選択肢2
3
選択肢3
4
選択肢4
5
選択肢5
🎉
正解です!
素晴らしい!下の解説も確認してみましょう。
😢
不正解です。正解は 4(100付近に集中した分布)です。
下の解説でしっかり確認しましょう!
📖 解説を見る

この問題のキーワードは「真度」「精度」の2つです。まずそれぞれの意味を整理しましょう。

用語
意味
グラフの見分け方
真度(Trueness)
測定値の平均が真の値(100)にどれだけ近いか
ピークが100の位置にある
精度(Precision)
測定値のばらつきの小ささ(再現性)
分布の幅が狭い(鋭いピーク)

各選択肢を整理すると:

✗ 選択肢1:ピークが100より左・分布が狭い → 真度✗・精度◎
✗ 選択肢2:ピークが100付近・やや広い → 真度◎・精度△
✗ 選択肢3:99〜101に広く均等分布・中央100 → 真度◎・精度✗
✅ 選択肢4:ピークが100付近・最も鋭い → 真度◎・精度◎(正解!)
✗ 選択肢5:ピークが101付近・分布も広い → 真度✗・精度✗
💡 覚え方:「真度=的の中心に当たっているか、精度=どれだけ同じ場所に当たるか」
弓道に例えると、真度は「的の中心への近さ」、精度は「矢のばらつきの小ささ」です。両方高いのは「的の中心に集中して当たる」状態!
🏥 現場ではこう使う(あおいの実務メモ)
あおい
💊 薬剤師 あおい

真度・精度の概念は臨床検査や調剤精度の管理に直結します。たとえば自動分包機の精度チェックや、血中濃度測定の内部精度管理(QC)がまさにこれです。

「毎回同じ値が出る(精度が高い)けど、正しい値からずれている(真度が低い)」という状態は、機器の系統誤差(キャリブレーションずれ)が原因です。調剤薬局での検査機器管理にも応用できる知識です。

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