【第111回薬剤師国家試験】問7 一酸化窒素のルイス構造式 解説

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第111回 問7
🧪 必須問題|物理・化学・生物
一酸化窒素のルイス構造式
問題文
一酸化窒素はラジカル分子である。そのルイス構造式はどれか。1つ選べ。
1
選択肢1
2
選択肢2
3
選択肢3
4
選択肢4
5
選択肢5
正解です!
素晴らしい!下の解説も確認してみましょう。
×
不正解です。正解は 1(:N::O: ・不対電子あり)です。
下の解説でしっかり確認しましょう!
解説を見る

一酸化窒素(NO)はラジカル分子、つまり不対電子(孤立した電子1個)を持つ分子です。

🔑 NOの電子数を数える:
N(窒素)の価電子:5個
O(酸素)の価電子:6個
合計:11個(奇数!)→ 必ず不対電子が1個残る → ラジカル

選択肢1の構造 :N::O: は、N-O間に二重結合(::)を持ち、Nに不対電子( ̇)が1個残った構造です。これがNOの正しいルイス構造式です。

💡 各選択肢の見分け方:
選択肢2:N≡O(三重結合)→ 電子数が合わない
選択肢3:N-O(単結合)→ 結合次数が低すぎる
選択肢4::N:::O⁺ → 電荷の付け方が誤り
選択肢5:⁺N::O → 電荷の付け方が誤り
🧪 NOはラジカルゆえに反応性が高く、生体内では血管拡張作用を持つシグナル分子として重要です。
臨床メモ
あおい
💊 薬剤師 あおい

一酸化窒素(NO)は、薬局でも馴染みの深いニトログリセリン(硝酸薬)の作用メカニズムに直結します。ニトログリセリンが体内でNOを遊離し、平滑筋を弛緩させて血管を拡張します。

調剤現場では「ニトロ舌下錠は光・熱に不安定」「開封後は早めに使用」といった保管指導が大切。NOの化学的性質を知ると、なぜ不安定なのかも理解しやすくなりますよ!

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