【薬剤師国家試験】生薬の覚え方教えます!(ゴロで覚える薬学)

  • URLをコピーしました!
薬学生

生薬が覚えられない…

  • 暗記が苦手でなかなか覚えられない
  • 生薬のゴロを知りたい

この記事はこういった悩みをもった薬学生向けです。

あおい

こんにちは。薬剤師のあおい(@yaku_medical)です!

この記事では、生薬のゴロを紹介します!

私が当時実際に使っていたものを厳選して紹介していきます!

私がおすすめする勉強方法はこちらで紹介していますので、参考にしてみてください♪

この記事の内容
  • サポニンのゴロ
  • フラボノイドのゴロ
  • アントラキノンのゴロ
  • セリ科のゴロ
  • ミカン科のゴロ
  • マメ科のゴロ
  • 関連問題
目次

【薬剤師国家試験】生薬の覚え方教えます!(ゴロで覚える薬学)

生薬

サポニンのゴロ

ゴロ

サボりは今日オンリー堪忍せねばかわいそう♪

サポニンのゴロ

サポニンとは、植物の根、葉、茎などに広く含まれている配糖体の一種です。

サポニンの確認試験は下記の通りです。

起泡試験
水を加えて激しく振ると持続性の微細な泡を生じる。

リーベルマンーバーチャード(Liebermann-Burchard)反応
無水酢酸と濃硫酸によって境界面が呈色

フラボノイドのゴロ

ゴロ

フラット駅に大きな珍獣登場♪

フラボノイドの確認試験は以下の通りです。

リボン状マグネシウム+塩酸
呈色(フラボノイドの構造により色が異なる)

アントラキノンのゴロ

ゴロ

あんたも仙台あいしてる♪

アントラキノン

アントラキノン類は、大腸刺激性下剤としての働きがあります。

胃や小腸では作用せず、大腸の腸内細菌によって分解されて作られたアントラキノンが大腸の粘膜を直接刺激もしくは腸管壁の神経を刺激することによってぜんどう運動を促進し、排便を促します。

セリ科のゴロ

ゴロ

セリカとウキウキさいこー!Thank you♪

セリ科

ミカン科のゴロ

ゴロ

三日前、おばあさんゴシップ記事で父ちゃん見つける♪

ミカン科

マメ科のゴロ

ゴロ

感染経路は、一応九時間後まで♪

マメ科

関連問題

次の記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
1.トウキ及びセンキュウは、いずれもセリ科植物の葉を基原とし、それぞれ補血薬及び駆疹血薬として用いる。

2.ニンジン及びコウジンは、いずれもセリ科植物オタネニンジンの根を基原とし、補気薬として用いる。

3.「トウヒ」、「チンピ」、「キジツ」はいずれもミカン科(Rutaceae)植物を基原とし、主要な成分にビアントロン配糖体が知られている。

4.サポニンという名称は石けん様作用を有することに由来する。サポニンは、起泡性や溶血性を有するものが多く、サイコなどの生薬の主要成分である。

【解答】

答え.

1.×
トウキ及びセンキュウは主要成分として、フタリド類を含有し、トウキは、セリ科植物トウキ又はホツカイトウキのを通例、湯通ししたものを基原とし、補血薬として用いられる。一方、センキュウはセリ科植物センキュウの根茎を通例、湯通ししたものを基原とし、駆疹血薬として用いられる。(103回 問 109出題)

2.×
ニンジン及びコウジンは、いずれもウコギ科植物オタネニンジンの根を基原とし、補気薬として用いられる。ニンジンとコウジンは、加工(修治)法が異なり、ニンジンは、オタネニンジンの細根を除いた根又はこれを軽く湯通ししたもの、コウジンは、オタネニンジンの根を蒸したものである。(103回 問 109出題)

3.×
いずれも主要成分として、フラボノイド及び精油を含有する。ビアントロン配糖体(アントラキノン類)は、センナやダイオウなどに含まれる成分である。(83回 問 34出題一部改変)

4.
サポニンの確認試験は、起泡試験(水を加えて激しく振ると持続性の微細な泡を生じる)や、リーベルマンーバーチャード(Liebermann-Burchard)反応(無水酢酸と濃硫酸によって境界面が呈色)によって行われる。(91回 問 37出題一部改変)

最後に

今回は、薬剤師国家試験対策として化学の範囲で使える生薬のゴロをご紹介しました。

ゴロで覚える薬学シリーズでは、使いやすいゴロ覚え方をご紹介しています。

あおい

薬剤師国家試験に向けて他のゴロが知りたい方はこちらで紹介しています♪

»ゴロで覚える薬学

生薬

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

お気軽にどうぞ!

コメントする

目次