動物性自然毒が覚えられない…
・暗記が苦手で中々覚えられない
・衛生で使えるゴロを知りたい
この記事はこういった悩みをもった薬学生向けです。
こんにちは。薬剤師のあおい(@yaku_medical)です!
この記事では、衛生の範囲で使える動物性自然毒のゴロを紹介します!
私が当時実際に使っていたものを厳選してご紹介していきます!
私がおすすめする勉強方法はこちらでご紹介していますので、参考にしてみてください♪
【薬剤師国家試験】動物性自然毒のゴロ教えます!
細菌性食中毒(毒素型)
毒吐きセレブボブ♪
食中毒は、食品中で菌が増殖する際に作られる毒素が原因で起こる「毒素型」と菌が体内に侵入することで起こる「感染型」に分けられます。
グラム陽性菌・芽胞形成菌
派手嫌いな黒ボウズ、バチバチセーターおじけづく♪
国試でよく出るほとんどの菌は、グラム陰性菌ですので、グラム陽性菌を優先的に覚えて、それ以外がグラム陰性菌と覚える♪
動物性自然毒(麻痺性貝毒)
まっ先に二枚目ゴーゴー!
ムラサキガイなどの二枚貝のサキシトキシンやゴニオトキシンは麻痺性貝毒です。
動物性自然毒(下痢性貝毒)
ジイさんのオカダさん下痢する♪
ムラサキガイなどの二枚貝のジノフィシストキシンやオカダ酸は、下痢性貝毒です。
関連問題
自然毒とそれを含む生物の関係のうち、誤つているのはどれか。2つ選べ。
1.サキシトキシンーーーイガイ
2.チャコニンーーージャガイモ
3.アトロピンーーーハシリドコロ
4.アミグダリンーーーアワビ
5.アコニチンーーーベニテングダケ
【解答】
答え.4,5(91回 問70)
1.正
サキシトキシンは、麻痺性貝毒で、主に有毒鞭毛藻が産生し、これらの藻類をエサとする二枚貝の体内
に蓄積する。
2.正
チャコ二ンは、ナス科のジャガイモやトマトなどに含まれるアルカロイド配糖体の1つであ、ソラニン同様に溶血性の神経毒であり、腹痛、胃腸障害を引き起こす
3.正
アトロピン、スコポラミン、ヒヨスチアミンは、ハシリドコロの根茎やチョウセンアサガオの種子に含まれるアルカロイド。
4.誤
アミグダリンは、青梅やアンズの種子に含まれるシアン(青酸)配糖体で、体内のβ-グルコシダーゼで加水分解されるとシアンが遊離し中毒となる。また、アワビの中腸腺には、食餌とした海藻中クロロフィルに起因するフェオホルビドが蓄積することがあり、光過敏性皮膚炎を引き起すことがある。
5.誤
アコニチンは、トリカブトに含まれるアルカロイドで、神経細胞のNa+チャネル受容体を活性化し、大量のNa+を細胞内に流入させ、神経細胞の脱分極を妨げ、神経伝達を阻害する。また、ベニテングタケには、ムスカリンやイボテン酸が含まれている。
最後に
今回は、薬剤師国家試験対策として衛生で使える動物性自然毒のゴロをご紹介しました。
ゴロで覚える薬学シリーズでは、使いやすいゴロや覚え方をご紹介しています。
薬剤師国家試験に向けて他のゴロが知りたい方はこちらで紹介しています♪
お気軽にどうぞ!