第110回
問73
必須問題|法規・制度・倫理
一般毒性試験の実施基準(GLP)
問73(必須)
医薬品の製造販売承認申請のための一般毒性試験を実施する際に、遵守しなければならないのはどれか。1つ選べ。
1
GCP
—
2
GLP
—
3
GMP
—
4
GQP
—
5
GVP
—
正解です!
解説で医薬品開発〜市販後の各種基準(GLP等)を確認しましょう。
不正解です。正解は 2 です。
解説で医薬品開発〜市販後の各種基準(GLP等)を確認しましょう。
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GLP(Good Laboratory Practice:医薬品の安全性に関する非臨床試験の実施の基準)は、医薬品の製造販売承認申請資料のうち、安全性薬理試験の一部及び毒性試験(一般毒性試験・特殊毒性試験)を実施する際に遵守しなければならない基準です。一般毒性試験(単回投与毒性試験・反復投与毒性試験)はGLPの適用対象です。
医薬品のライフサイクルと「G◯P」基準の対応
・GLP(Good Laboratory Practice):非臨床試験(動物等を用いた安全性・毒性試験)の実施基準
・GCP(Good Clinical Practice):臨床試験(治験)の実施基準
・GMP(Good Manufacturing Practice):医薬品の製造管理・品質管理基準
・GQP(Good Quality Practice):製造販売業者の品質管理基準(市販後の出荷判定等)
・GVP(Good Vigilance Practice):製造販売後の安全管理基準(副作用情報の収集等)
・GLP(Good Laboratory Practice):非臨床試験(動物等を用いた安全性・毒性試験)の実施基準
・GCP(Good Clinical Practice):臨床試験(治験)の実施基準
・GMP(Good Manufacturing Practice):医薬品の製造管理・品質管理基準
・GQP(Good Quality Practice):製造販売業者の品質管理基準(市販後の出荷判定等)
・GVP(Good Vigilance Practice):製造販売後の安全管理基準(副作用情報の収集等)
各選択肢の解説
× 1 GCP:治験(ヒトを対象とする臨床試験)の実施基準。一般毒性試験(非臨床)には適用されない
◯ 2 GLP:非臨床の安全性試験(毒性試験・一部の安全性薬理試験)の実施基準。一般毒性試験はまさにこの対象
× 3 GMP:医薬品の製造工程における製造管理・品質管理の基準。試験実施基準ではない
× 4 GQP:製造販売業者が行う市販後の品質管理基準
× 5 GVP:製造販売後の安全管理(副作用報告等)の基準
× 1 GCP:治験(ヒトを対象とする臨床試験)の実施基準。一般毒性試験(非臨床)には適用されない
◯ 2 GLP:非臨床の安全性試験(毒性試験・一部の安全性薬理試験)の実施基準。一般毒性試験はまさにこの対象
× 3 GMP:医薬品の製造工程における製造管理・品質管理の基準。試験実施基準ではない
× 4 GQP:製造販売業者が行う市販後の品質管理基準
× 5 GVP:製造販売後の安全管理(副作用報告等)の基準
| 基準 | 対象工程 |
| GLP ★ | 非臨床試験(一般毒性試験・特殊毒性試験等) |
| GCP | 臨床試験(治験) |
| GMP | 製造管理・品質管理(製造工程) |
| GQP | 市販後の品質管理(出荷判定等) |
| GVP | 市販後の安全管理(副作用情報収集等) |
引っかけポイント:
・選択肢1(GCP):「試験」つながりで混同しやすいが、GCPはヒトを対象とする治験の基準であり、動物を用いる非臨床試験(一般毒性試験)には適用されない
・選択肢3〜5(GMP・GQP・GVP):いずれも「製造」「市販後」の工程に関する基準であり、承認申請前の試験段階とは無関係
・医薬品のライフサイクルを「非臨床(GLP)→臨床/治験(GCP)→製造(GMP)→市販後品質(GQP)→市販後安全性(GVP)」の順で整理し、各段階に対応する基準をセットで覚えること
・選択肢1(GCP):「試験」つながりで混同しやすいが、GCPはヒトを対象とする治験の基準であり、動物を用いる非臨床試験(一般毒性試験)には適用されない
・選択肢3〜5(GMP・GQP・GVP):いずれも「製造」「市販後」の工程に関する基準であり、承認申請前の試験段階とは無関係
・医薬品のライフサイクルを「非臨床(GLP)→臨床/治験(GCP)→製造(GMP)→市販後品質(GQP)→市販後安全性(GVP)」の順で整理し、各段階に対応する基準をセットで覚えること
臨床メモ▼


薬剤師 あおい
GLPが適用される毒性試験は、一般毒性試験(単回投与・反復投与)と特殊毒性試験(生殖発生毒性・遺伝毒性・がん原性・依存性など)です。一方で薬効薬理試験はGLPの対象外である点は、選択肢の引っかけとして国試で頻出です。
薬局薬剤師として直接GLPに関わる機会は少ないですが、「この薬はどんな試験を経て承認されたのか」という視点を持つことは、患者さんへのエビデンスに基づいた説明にもつながります。医薬品のライフサイクル全体(開発〜市販後)を意識しておくと、法規科目の得点源にもなります。












