【第110回薬剤師国家試験】問69 医薬品情報源の分類(一次資料) 解説

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第110回 問69
第110回 問69
必須問題|病態・薬物治療
医薬品情報源の分類(一次資料)
問69(必須)
以下の医薬品情報源のうち、一次資料はどれか。1つ選べ。
1
ガイドライン
2
索引誌
3
医薬品インタビューフォーム
4
原著論文
5
医薬品添付文書
正解です!
解説で医薬品情報源の分類を確認しましょう。
×
不正解です。正解は 4 です。
解説で医薬品情報源の分類を確認しましょう。
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医薬品情報源は、情報の成り立ちにより一次資料・二次資料・三次資料の3つに分類されます。原著論文は研究者がオリジナルの研究データ・成果を初めて報告する資料であり、一次資料に該当します。

医薬品情報源の3分類
一次資料:研究者がオリジナルデータを発表した資料(原著論文、症例報告等)
二次資料:一次資料を検索するための道具(索引誌・抄録誌、医中誌Web、PubMed等のデータベース)
三次資料:一次資料・二次資料を編集・要約した資料(教科書、ガイドライン、総説、添付文書、インタビューフォーム等)
各選択肢の解説
× 1 ガイドライン:多数の一次資料を系統的にまとめた三次資料
× 2 索引誌:一次資料を検索するための道具である二次資料
× 3 医薬品インタビューフォーム:添付文書を補完する資料で、承認情報等をまとめた三次資料
◯ 4 原著論文:研究者がオリジナルの研究データを初めて報告する一次資料
× 5 医薬品添付文書:承認情報に基づき編集された三次資料
分類 代表例
一次資料 ★ 原著論文、症例報告
二次資料 索引誌・抄録誌、PubMed・医中誌Web等のデータベース
三次資料 添付文書、インタビューフォーム、ガイドライン、教科書、総説
引っかけポイント:
選択肢1(ガイドライン)・選択肢3(インタビューフォーム)・選択肢5(添付文書):いずれも「元データをまとめた資料」であり三次資料に分類される。実務でよく使う資料=一次資料と思い込まないこと
選択肢2(索引誌):「文献を探すための道具」であり、それ自体は研究データを含まない二次資料。一次資料と混同しやすいので注意
・一次資料は「その研究者が初めて世に出したデータ」、二次資料は「一次資料を探す道具」、三次資料は「まとめられた情報」と整理して覚えること
臨床メモ
あおい
薬剤師 あおい

実務で医薬品情報を調べるときは、まず添付文書・インタビューフォーム(三次資料)で概要を確認し、より詳しいエビデンスが必要な場合はPubMedや医中誌Web(二次資料)で文献を検索して原著論文(一次資料)に当たる、という流れが基本です。

問い合わせ対応やDI業務では「情報の出どころ」を意識することが重要です。三次資料は編集段階でバイアスや簡略化が入ることがあるため、重要な判断が必要な場面では一次資料まで遡って確認する姿勢を持ちましょう。

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